2026-10-24 07:00 am by 須坂新聞
2019年10月の台風で床上浸水などの甚大な被害を受けた須坂市の豊洲小学校で13日、防災を学ぶ講話集会があった。同校では毎年10月13日を「防災の日」と定め、学習を続けている。今年は被災地での食事支援を続けるボランティア団体「ハンドレッズハンズ」代表の星野百代さん(長野市長沼)を講師に迎え、児童約100人が避難所の実情や命を守る備えについて学んだ。
学校のグラウンドや校舎1階が浸水するなど、被災当時の状況説明を受け、星野さんの話を聞いた。
星野さんは被災当時の活動について語った。豊洲地域の被害を知り、信州新町の自宅から90日間連続、片道約2時間かけて訪れ、支援に奔走。合計4万食の炊き出しを行った。現在は長沼地区に移住し、能登半島地震などの被災地でも精力的に復興支援をしている。
星野さんは、当たり前だった生活が全てできなくなる厳しい避難所の実態を神妙な面持ちで伝え、「家の手伝いをして、災害時のことを聞いてほしい。それがボランティアへのきっかけになり、経験や知識が役に立つ」と呼びかけた。
6年生の黒岩美羽さんは「防災やボランティアには今まで関心が少なかったが、これからは募金や親の手伝いをして、ボランティアの意識を持ちたい」と話した。
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