2026-09-26 07:00 am by 須坂新聞
県や関係市町村、交通事業者などでつくる県公共交通活性化協議会長野地域部会の地域公共交通分科会は15日、路線バス「屋代須坂線」の来年4月からの変更案を示した。運行は平日のみとし、現行の30便から22便に減便する内容。事務局の担当者は「現行より利便性は低下するが利用者の影響を最小限にとどめ、通学や通院に係る移動を保障した案」と説明した。
須坂駅と若穂、松代地区を経由し、屋代駅(千曲市)を結ぶ屋代須坂線は2012年に廃止となった長野電鉄屋代線の代替路線として運行を開始。平日は1日15往復で主に高校生の通学や通院に利用する。
通学に関するアンケート結果によると、若穂地区の登校時間帯の利用者が最も多く、松代―須坂行の2便合わせて63人が利用。須坂―屋代便と合わせると通学時間帯に86人が乗車する。須坂地区からは9人が利用する。
運行事業者の長電バスは昨年8月、運転手不足や朝夕の通学時間帯以外の時間帯は1桁の利用と極めて少ないことなどを理由に減便、撤退を表明していた。
変更案では、運転手を確保するため、事業者を現行の2社から4社に拡大。通学への影響を最大限配慮し朝夕は大型バス(65〜75人乗り)を運行し、日中は10人乗り車両とする。日曜の運行も取りやめ、平日のみの運行とする。始発や日中の利用者の少ない時間帯は減便するとした。
変更案は来月、長野地域部会へ報告。沿線3市(須坂市、長野市、千曲市)による会議で運行内容、ダイヤの決定をした後、来年1月、事業者が国へ路線認可申請を出す。
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