2026-09-19 09:17 am by 須坂新聞
セパタクロー男子日本代表で、須坂市南小河原町出身の小林裕和選手(40、東京都、リブゲート所属)が、19日に開幕する第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)に出場する。チーム最年長として4大会連続4度目の大舞台に挑むベテランは、「年齢的にも最後だと思っている。これまでやってきたことを出し切りたい」と決意している。
非五輪種目のセパタクローにとって、4年に1度のアジア大会は最高峰の舞台。小林選手は、日本が出場するレグ(3人制)、クワッド(4人制)、レグ団体(チームレグ)のうち、レグ団体にサーブを打つ「サーバー」として出場する。レグ団体は2010年の中国・広州大会で銅メダルを獲得して以来メダルから遠ざかっており、メダル獲得がチームの目標だ。
前回23年(新型コロナの影響で1年延期開催)の中国.杭州大会は予選グループで敗退。現役を続行してリベンジの舞台を目指してきた。「(日本代表に)正直選ばれるか難しい状況だったが、後悔しないようにやれることをやろうと思いながら過ごしてきた」と振り返る。
全盛期のようなパワーやスピードを備えるのは難しく、「セパタクローに必要な柔軟性も少しずつ落ちてきた」と感じる。その中で「自分に求められるプレーやメンタリティーを今は大切にしている」と語る。
レグ団体には8カ国が出場。日本は4カ国ずつの予選グループで、タイと共に世界トップの実力を誇るマレーシアをはじめ、インド、フィリピンと対戦する。上位2チームに入って準決勝以降に進むためには「インドとフィリピンに勝てるかどうか」が鍵を握る。
サーバーとして「競り合いの展開で1点が欲しかったり、流れを変えたかったりする場面での出場が多くなると思う」。得意のドロップショットや相手との駆け引きで力を発揮し、「1点がチームの勝利につながるように」と意気込む。プレーだけでなく、豊富な経験を生かして、成長著しい若い選手たちを支えることで「チームの力になりたい」と考えている。
日本でのアジア大会の開催は、1994年の広島大会以来32年ぶり3度目。自国の応援を背に「これまでお世話になってきた人たちに感謝を持ってプレーしたい」。競技生活21年の集大成のコートに立つ。
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