2026-09-05 07:00 am by 須坂新聞
須坂市教育委員会は8月28日、小中学校再編に関する基本方針「須坂学園構想」を策定したと明らかにした。6月に公表した修正案から大枠の変更はない。総合教育会議の承認を経て決定した。小中一貫教育を推進する四つの「学園」を段階的に開設し、新たな学校づくりを目指す。まずは第一学園の開設に向け、来年度に準備委員会を立ち上げて検討を始める予定だ。
同日の市議会全員協議会で報告した。勝山幸則教育長は「今までの教育の当たり前にとらわれすぎることなく、多様な価値観に触れる9年間の連続した学びを子ども、保護者、地域などと協働して作り上げていく大きなスタートになると確信している」と述べた。
須坂学園構想は、現在の11小学校・4中学校・1支援学校を中学校区ごとに集約し、学校の規模に応じて義務教育学校(一つの学校として1〜9年生が学ぶ学校)か、小中一貫型学校(小学校と中学校が連携して一貫教育を行う学校)を設置する。
第一学園(東中校区)は今後6〜7年後までに、豊丘小・仁礼小・東中を統合。東中校舎を活用し、施設一体型の義務教育学校を開設する。学区外からも通学できる「小規模特認校制度」も導入する。
第二学園(常盤中校区)と第三学園(相森中校区)は、第一学園の開設から6〜10年後までの設置に向け、同時期に準備を進める。第二学園は須坂小・小山小・日滝小・支援学校・常盤中による小中一貫型学校、第三学園は豊洲小・旭ケ丘小・相森中による義務教育学校を設置する。
第四学園(墨坂中校区)は、第二、第三学園の開設から6〜10年後までに開設する。森上小・高甫小・日野小・井上小・墨坂中を統合し、小中一貫型学校を設ける。
市教委は、修正案に対するパブリックコメントや教職員の意見を踏まえ、「準備が早く整えば校舎開設までの期間を短縮していく」と説明。また、第四学園の開設までに20年以上かかることから、「今後の児童生徒数の変化や社会状況の変化に応じて基本方針を検証し、必要があれば柔軟に見直していく」としている。
10月以降、第一学園の保護者や地域住民を対象に説明会を開く。来年度立ち上げる準備委員会には各部会を設け、学園名・校歌・校章・制服・学校行事・通学方法や、授業内容・学習の進め方などの具体的な内容を検討していく。その他の学園についても順次進めていく。
2026-09-05 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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