2026-08-22 07:00 am by 須坂新聞
9月の認知症月間を前に、啓発の「シンボルカラー」であるオレンジ色の花を咲かせる「オレンジガーデニングプロジェクト」が須坂市内で展開された。7月31日にはイオンモール須坂のオープンガーデンで認知症の当事者と須坂創成高校園芸農学科2年生10人がジニア(百日草)の花140鉢を植え、支援の輪を広げた。
市は「認知症になってからも私のままで暮らせるまち」を目指し、正しい理解を深め、考えるきっかけづくりを進める全国の取り組みに参加し、5年目。この日までに市内5カ所でオレンジ色の花を植栽した。
イオンモール1階中央南入り口前の地域連携の庭には、市内三つのグループホームの利用者5人が参加した。介助する職員や生徒らと楽しげに花を植えていた。
土いじりが好きだったという89歳の女性は「キュウリやナスなどいっぱい作ってきたから、楽しい。もう一つ花を植えたい」などと明るい表情で手を動かしていた。
生徒の小川真詩さんは「交流する機会がないので貴重な経験だった。認知症のことも学べて良かった」と話した。
市地域包括支援センターの齊藤めぐみさんは「社会参加が認知症の予防になると言われている。活動を通して、高校生には認知症でも自分らしく生活できるということを感じてもらえたのでは」と話していた。
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