「須坂学園構想」巡り市長、教育長に市民の会が意見書

2026-06-20 06:21 pm by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市の小中学校を再編し、小中一貫教育の推進を目指す基本方針案「須坂学園構想」を巡り、市民有志でつくる「須坂の『学園構想』と子どもの学びと育ちを考える市民の会」は11日、学園構想の修正版に関する意見書を三木正夫市長と勝山幸則教育長に提出した。「学校づくり」は「まちづくり」とつながるとし、市全体に関わる協議課題としての検討を要望。丁寧に時間をかけて、対話と議論を深めるよう求めた。
 市教委は1日に公表した修正版で、現在の11小学校・4中学校・1支援学校を中学校区ごとに集約する四つの「学園」のうち、一部の枠組みや施設形態、開設時期などを変更した。
 市民の会は、意見書に5項目を挙げた。学校は「地域コミュニティーの核」とし、市教委と市長部局が連携して総合的に検討することが「今最も必要な取り組み」と主張。保護者や住民らと対話を重ねて合意形成を図るよう求めているほか、小中一貫教育の効果、学園の校舎開設までのロードマップ、小規模特認校制度の導入に対する疑問も指摘している。
 この日は、市民の会のメンバー11人が市役所を訪れた。小林正洋共同代表は「地域には個性がある」と強調し、「子どもが育つのは学校だけではない。地域政策をどうするか。そこを踏まえた検討を」と要望。三木市長は、広い意味で地域づくりを考えていく必要があるとし「一番重要なのは子どもたちにとって何が大切かという観点だ。大勢の友達の中でより多くのチャンスを与えるべきではないか」と述べた。
 市教委は30日までパブリックコメントを実施中。市民の会は、パブリックコメントの内容を踏まえ「意見交換の場を設けるべき」と求めている。

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