2026-04-04 07:00 am by 須坂新聞
使われなくなったランドセルを紛争が長期化するアフガニスタンの子どもたちに贈ろうと、須坂高校生徒会が実施していた「中古ランドセル回収・寄付事業」は492個のランドセルと多数の文房具が集まり、3月30日、同校でトラックへの積み込み作業と報告のセレモニーを行った。
この活動は昨年12月、OBでジョイセフ(国際協力NGO)元職員の高橋秀行さん(74、長野市)が生徒会執行部に講演したことがきっかけ。高橋さんは同国で学用品が慢性的に不足していることを話した。
この窮状を知った生徒会が同国の子どもたちのために活動したいと執行部内に実行委員会を立ち上げ、?クラレが20年以上続けている「ランドセルは海を越えて」事業に協力する形で回収事業に乗り出した。
実行委は校内で回収、さらに範囲を広げようと、自ら作ったポスターを地域の各所にはり出したり、須高の6中学校や須坂市教育委員会を訪ねて協力を呼び掛けた結果、492個のランドセルと数えきれない未使用の文房具を回収した。
トラックへの積み込みは出席した高校生をはじめ学校・PTA・同窓会・市教委関係者ら全員で行い、トラックを拍手で見送った。
セレモニーでは、実行委を代表して宮沢和緒子さんが「ランドセルを送ってくださった中には南信の方や応援メッセージを添えた方などもいて、活動の大きな励みになりました。ご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございました。集まったランドセルが無事にアフガニスタンの子どもたちのもとに届き、活躍してくれることを願っています」とあいさつした。
この活動には須坂ロータリークラブ有志も協力。輸送費の一助になればと、会員で同高OBの8人が10万円を寄付、OBでもある野平芳一会長がねぎらいと激励の言葉を贈った。
同様の事業は長野吉田高校でも実施、518個のランドセルが集まり、須坂高校と同じトラックで横浜港へ輸送された。
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