2026-03-30 09:29 am by 須坂新聞
女子サッカーのなでしこリーグでプレーした須坂市南原町出身のFW山岸夢歩(ゆめほ)選手(25)が、海外リーグに挑戦する。移籍先は、スウェーデン・ゴットランド島に拠点を置く「P18IK」。このほどチームに合流し、4月のリーグ開幕を目指す。海外でのプレーは念願だった。15日、本紙の取材に「思い切りサッカーを楽しみたい」と意気込みを語った。
山岸選手によると、チームが参戦するのはプロリーグ(1〜3部)の3部。サッカー強豪国のスウェーデンは「女子も日本と比べものにならないくらいチーム数とリーグ数が多い。3部はプロとアマチュアの中間」と言う。移籍先のチームに所属していた日本人選手を介して自身を売り込み、入団が決まった。
JFC須坂ジュニア出身。2019年、須坂初の「なでしこリーガー」として、当時の国内女子サッカー最高峰なでしこリーグ1部(21年にプロリーグ「WEリーグ」開幕)のAC長野パルセイロ・レディースに入団。その後もなでしこリーグのアンジュヴィオレ広島、ASハリマアルビオン、ヴィアマテラス宮崎でFWやMF(サイドハーフ)として活躍した。
身長154?と小柄だが、俊足を生かしたプレーが武器。「スウェーデンは体が大きくフィジカルが強い選手が多いと思う。自分のスピードがどこまで通用するか。不安もあるけど、わくわくの方が大きい」
パルセイロ・レディース時代は、レベルの高いチームメートに囲まれ「何もできなかった」と初めて挫折を味わった。「サッカーを辞めようかな…」。くじけそうになったが、試合経験を積むために環境を変えたことで好転した。「気持ちが強くなった」と、メンタル面の成長を強調。プレー面でも「自分を出せるようになり、自然と得点も増えた」と振り返る。
スウェーデンでは「まずは思い切りサッカーを楽しみながら、やるからには上を目指してステップアップしていきたい」。憧れのドイツ・ブンデスリーガなどでプレーする将来を思い描きながら、異国の地で自らの存在感を示していく。
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