2025-12-06 07:00 am by 須坂新聞
12月19日から広島県で行われる第34回全国小学生バドミントン選手権大会に、男子で高山小5年の内山陽太さん(高山村水中)、女子で豊丘小5年の黒岩真央さん(須坂市豊丘町)が出場する。ともに都道府県対抗の団体戦と、北信越地区代表として個人戦の5年生以下シングルスに挑む。
高山村スポーツ少年団ジュニアバドミントンクラブ「高山ビクトリー」所属の内山さんは、団体戦の県代表選考会で1位になり、初のメンバー入り。個人戦も県、北信越の両予選会を制した。北信越予選会は強敵ぞろいの厳しい戦いだったが、万全な対策をして勝ち抜いた。「めっちゃうれしかった」と振り返る。
磨きをかけたフットワークの良さが強み。「スマッシュは速くないけど、ヘアピンなどのショットや、フェイントで相手をだますプレーが得意」と言う。昨年の全国選手権は、4年生以下シングルスでベスト16にとどまった。悔しさを糧にして練習に励み、「昨年とは全然違う」と自信をのぞかせる。
高山ビクトリーの北村尊コーチは「相手の動きをよく見て嫌な所を狙える。何よりバドミントンを楽しんでいることが強さにつながっている」と評価する。
団体戦の目標はベスト8入り。「そのために自分の力を出し切りたい」と内山さん。個人戦はベスト4入りを狙う。「フットワークを生かして相手に食らいつき、自分の得意なプレーを出したい」と意気込む。
須坂市を拠点に活動するジュニアバドミントンクラブ「臥龍Jr.」所属の黒岩さんは、団体戦の県代表選考会で2位。個人戦は県予選会を制し、北信越予選会で2位に入った。個人戦の県予選会で1位になれたのは「(高校生や社会人の)チームのOBやOGの人たちが一緒に練習してくれたおかげ」と感謝する。
昨年8月に出場した別の全国大会は3試合すべてに敗れ、悔しさを味わった。「もっと強くなりたい」と練習量を増やし、成長した。「取れないと思うのではなくて、絶対に取れるという気持ちで足を出していく」プレーを心掛ける。
臥龍Jr.の小平治監督は「とにかく最後まで諦めない選手」と強調。クリアやドロップ、カットなどを打ち分け、「接戦でも自信を持ってプレーできるようになってきた」と話す。
全国選手権への出場は初めてだ。「プレーの精度を上げるために一日一日の練習を大事にして成果を発揮したい」と黒岩さん。団体戦、個人戦ともにベスト8入りを目指す。「自分から攻めて粘りのあるプレーをしたい」と決意する。
団体戦は20、21日、個人戦は21〜23日にそれぞれトーナメント方式で争う。
2025-12-06 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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