2025-10-25 07:00 am by 須坂新聞
フルーツ王国・須高では県産リンゴの中生種、オリジナル三兄弟の出荷が最盛期を迎えた。先陣の秋映(あきばえ)に続いてシナノスイートは10月中旬から始まり、シナノゴールドも10月下旬ごろから11月中旬にかけて出荷される。
須坂市本郷町にある山嵜健人さん(34、高山村牧)の畑では、シナノゴールドの収穫が始まった。シナノゴールドは県果樹試験場(須坂市)がゴールデンデリシャスと千秋を交配・育成。リンゴ3兄弟の最終ランナーだ。皮が黄色く、果肉のみずみずしさと細かい繊維がもたらすシャキシャキとした食感がある。糖度は高く、甘みと酸味のバランスが絶妙といわれる。
山嵜さんは長野市出身。市内の民間企業でシステムエンジニアとして働いていたが、3年前に転居。2年間里親の下で学び、今年独立した。「趣味の狩猟がきっかけで就農した。農業の面白さを感じている」と話す。
山嵜さんによると、夏の高温で一部日焼け果があるが、秋以降は適度に雨が降り、糖度も玉伸びも上々。「丁寧に育てて、良質なリンゴを皆さんに届けたい」と心掛ける。
JAながのは「今年は特に須高地区では春のひょう害や夏の猛暑による被害があり、農家の方は大変な苦労をされた。やや小玉だが糖度は順調で、おいしいリンゴを味わ
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