2025-10-18 07:00 am by 須坂新聞
卓球の須坂卓翔会に所属する石月さくらさん(27、須坂市亀倉町)が、10月24〜26日に沖縄県那覇市で開かれる第59回全日本社会人卓球選手権大会(日本卓球協会主催)の女子シングルスと同ダブルスに県代表として出場する。14日、市役所で激励会があり、「自分らしさを出してプレーしたい」と抱負を語った。
石月さんは、8月に小諸市で開かれた県予選会のシングルス(10人出場)で準優勝。ダブルス(16組出場)は宮島愛美さん(安曇野市)とのペアで優勝を飾った。全国大会出場は5年連続5回目だ。
持ち味は「粒高ラバー」のラケットの特性を生かした、緩急をつけたプレー。昨年はシングルスで4回戦まで進み、過去最高成績を収めた。中学時代から全国の舞台を経験してきたが「場の空気にのまれてしまうのが課題だった」。近年は大舞台でも実力を発揮できるようになってきたという。
Tリーグに参戦する選手を含む実業団の強豪と当たる4回戦を経験し「レベルが全然違う。球質も、まとっているオーラもすごい」と実感。その中で昨年は敗れはしたが、1ゲームを奪った。「普段は対戦したくてもできない相手。面白かった」と振り返る。
今年もシングルスは4回戦進出が目標だ。「自分らしさを出せるかが勝負の鍵。大舞台の空気や緊張感を味方にしたい」。3年ぶり2度目の出場となるダブルスについては「パートナーがいるので心強い。力を合わせて1回でも多く勝てるように頑張りたい」と意気込んでいる。
三木正夫市長は「須坂市は卓球が盛ん。石月さんの活躍は励みになる。ぜひ頑張ってほしい」と励ました。
全日本社会人選手権の競技種目は、男女のシングルスとダブルス。女子はシングルス219人、ダブルス110組が出場する。
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