2025-08-09 07:00 am by 須坂新聞
危険な暑さに見舞われている日本列島、今年はどのくらい暑いのか、須高地区はどうなのか―。 須坂市消防本部に設置している気象観測装置のデータで一昨年、昨年、今年の3年間の7月(31日間)を比較してみた。
気温は▽一昨年=平均26.0度、最高35.9度、最低18.4度▽昨年=平均25.6度、最高36.3度、最低18.9度▽今年=平均27.6度、最高37.0度(7月30日)、最低20.5度(7月16日)。平均気温は昨年より2度も高かった。
猛暑日(35度以上)を記録した日数は、一昨年が5日、昨年が4日だったのに対して、今年は17日と、3〜4倍も増えた。特に中下旬は9日連続、1日おいて、4日連続で記録した。
また、最高気温が20度台にとどまった日数は、一昨年が8日、昨年が12日あったのに対して、今年は1日(7月15日の29.8度)だけだった。
加えて、今年は最低気温が20度を下回ることが一度もなく、これも「経験したことのない暑さ」を感じさせる要因になっていると思われる。
この観測装置では雨量も計測しているが、一昨年は10日間で積算100.0mm、昨年は14日間で積算126.5mm、今年は5日間で積算26.0mm。今年の積算雨量は昨年の20%という「超少雨」状態だった。
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