2025-07-19 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の日野保育園(園児110人)の庭に日陰をつくる木が2本植わり、園児や保育士を喜ばせている。日頃から同園と交流のある地域住民ら2人がヤマボウシとコナラを1本ずつ贈った。同園は15日、2人を招いてお礼の会を開き、感謝を伝えた。
同園によると、園庭には日陰がほとんどなく、夏場の暑さ対策が課題だった。園舎の軒下に寒冷紗を設置するなどしているが、木陰で遊べる環境もつくりたかったという。
こうした実情と要望を踏まえ、沼目町の農園「日野いずみの里」を管理する「いずみの会」会長の佐々木啓佐義さん(91、八重森町)と、日野地域公民館長の山岸勝男さん(64、山ノ内町)が、ともに樹高3.5〜4mほどの木を贈った。
園庭で開いたお礼の会では、代表の園児たちが「木をプレゼントしてくれてありがとう」と感謝。手作りの記念品を渡したり、みんなで歌を披露したりした。
佐々木さんは「地域の子どもたちのためにと思い寄贈した。これからもこの木を大事にしてくれたらうれしい」。山岸さんは「木の周りでみんなで元気に遊んでほしい」と願っていた。
宮下ゆかり園長は「子どもたちは暑い日でも外で遊ぶのが大好きなのでありがたい。自然を感じながら成長してほしい」と話していた。
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