2025-06-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂市議会6月定例会一般質問は17〜20日に行われ、17人が市政をただした。市は、10月に控える大型商業施設「イオンモール須坂」の開業時の須坂長野東インターチェンジ周辺道路の交通渋滞について「期間は1カ月程度と想定している」と答弁した。関係者と共に協議を進めている渋滞緩和策として、信号機のサイクルタイム(信号灯が青、黄、赤と一巡する時間)の最適化などを挙げた。
岡田宗之議員がただした開業時に想定される渋滞期間について、鈴木昌也市民環境部長は「県外既存店での大型商業施設開業時の混雑状況などを参考にした」と説明した。
開業時の渋滞対策については、酒井和裕議員が質問した。滝澤秀芳まちづくり推進部長は「路線バスの利用促進、信号機のサイクルタイムの最適化のほか、誘導経路への看板設置や交通誘導員の配置、市ホームページ、SNS、広報紙の活用や高速道路サービスエリア、パーキングエリアでの混雑状況の情報提供などを検討している」と答えた。
路線バスは、休日に運休している便などの運行を検討しているとする一方、市内巡回バスの整備については、「公共交通においては運転手の確保が非常に困難な状況。運行にも多額な補助金の支出が必要になることから難しいと考えている」と述べた。
また、地元商店街とイオンモールの連携については「具体的な取り組みの一つとして(イオングループの)『WAON POINT=ワオンポイント』の市内既存店との相互利用を進めている」と答弁。イオンモールでは地域との連携を重視しているとし、「引き続き協議を続けていく」とした。
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