2026-10-31 07:00 am by 須坂新聞
高甫小学校で27日、柿の皮むき体験会が行われた。児童132人と高甫地域づくり推進委員会の25人が参加。高甫産の約800個の柿の皮をむいた。同委員会が主催し25回目。長崎の被爆二世柿を通して「平和」や「命」について考えた。
体験会では荒井清治さん(下八町)が高甫と柿の関係について説明。かつての高甫地域は、各家庭が5~6本の柿の木を植えていたことから、「柿の里」と呼ばれていたと紹介した。
同校にある2本の柿の木は「タッキー」「ナッキー」の名称で親しまれている。長崎の原爆を奇跡的に生き延びた柿の被爆二世で、2001年に植えられた。平和について学ぶ際の象徴となっている。
皮むき体験は1~6年生を縦割りで9班に分けて実施。全校児童が体育館に集まり、推進委員会の指導を受けながらむき始めた。過去に経験した上級生は、皮が1本の帯になるように慣れた手つきでむいたり、下級生と話したりしながら進めた。
2年生の黒崎詩乃さん(村石町)は「去年よりきれいにむくことができて、6個もむけた」と楽しそうだった。同委員会の樋口義昭会長(村石町)は「子どもたちがみんな一生懸命にやってくれていて、雰囲気も良かった」と話した。
柿は6年生が日当たりのいい南校舎2階のベランダにつるした。12月中旬の食べ頃になったら、児童の各家庭へ持ち帰る予定。
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