2026-10-31 07:00 am by 須坂新聞
須坂市選挙管理委員会は20、27日、墨坂中学校3年生(4クラス147人)を対象に選挙に関する出前講座を開いた。若者の政治への関心を高めることが狙いで、市内中学校では初めて企画。3年後に有権者になる生徒たちは、選挙の仕組みや変遷、投票権を行使する意義などを学び、模擬投票も体験した。
20日、4組(36人)の講座では、講師を務めた市選管事務局職員が、日本の選挙の変遷や「18歳選挙権」が世界基準になっていることなどに触れ「先人のおかげで皆さんの意見が届く世の中になった。思いを投票という形で政治に反映させてほしい」と呼びかけた。
模擬投票は架空の「臥竜市」の市長選を設定。駅前の広大な空き地の活用について、立候補者4人の提案する防災公園や高齢者が元気に過ごせる施設の整備、雇用や税収を増やすための企業誘致、市役所と図書館の移転新築の主張を比較した。選挙公報に当たる資料を参考にして投票先を選び、投票所での一連の流れを体験しながら1票を投じた。
鎌崎莉彩さんは「候補者の提案にはそれぞれメリットがあり、選ぶのが難しかった」。千邑心音さんは、1票の大切さや選挙離れの現状を学び「18歳になったら投票に行きたい」と話していた。
市選管は、市内学校での出前講座に力を入れており、今後も「できるだけ多くの学校で実施できるように進めていきたい」としている。また、来年1月31日告示、2月7日投開票の市議選では、若者を投票立会人に起用し、選挙の現場に触れてもらう予定だ。
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